井上さんとタコまみれ5.5

ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト2007
参加公演 by 東京アカデミッシェカペレ
祝典序曲・ステージオーケストラのための組曲・森の歌 11/25 15:00~


参加公演と称してアマオケが参戦したようです。大音量な曲ばっかだね(褒め言葉)。
今回はお客さん多くて子供もいっぱいいました。舞台にも少年合唱団。暖色系の私服がカラフルでした。
ギリギリに到着して、祝典序曲でテンションを昨日の管弦の追い出し会より上げさせられたぜ。別働隊は卑怯だぜ。
ステオケ組曲。ジャズ組曲第2番という名称が嘘なのは知ってたけど、その第2番が別にホントに見つかったってのは初耳です。そのうち演奏される日が来るのかね。ここでは全8曲中5曲を演奏。聴きたかったのは大体あったのでいいでしょう。終曲がなかったのはちょっと残念。それにしても全編ベタな曲だなぁ。
祝典含め全部に言えることだけど、クラリネットとヴァイオリンが特に大変そうでした。よく指まわるもんだね。


そいで、いよいよ森の歌。
なんと!歌詞の全対訳が!やったね!これ見て歌えるようにしようかね。せめて第4曲だけでも。
合唱超人数。演奏も超音量で、充分満足できるものでした。最後は別働隊再起動、もうやけくそじゃあああああああああああああああああぁぁぁっ
なんでもないです
そういやこの終曲って拍子変だよね。プログラム見たら4分の7拍子ですって。


来週は待ちに待った第4番!
今からテンションを昨日の管弦の3次会より上げてやるぜ。
ゲーセンは時間と金が潰れるだけということがわかりました。でもそれを言ったらコンサートだって時間と金を潰してるわけで。ゲーセンとコンサートって同レベルなんだね。毎日通いつめてる人とかすごいね。おわり。

井上さんとタコまみれ⑤

ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト2007
⑤ 交響曲9・14番 11/18 15:00~


曲目が曲目だけに、今日は客が少なめ。心なしかマニアックそうな方々が多いようです。
今回は広島交響楽団のターン。井上さん曰く、原爆投下された県だから、という意図もあるとのこと。まあとにかくがんばれ。


うちの学校の楽団でもやった9番。あっという間の20分間。ちょっとトランペットがミスったり第1楽章が若干荒い感じはしたけど、この曲だから許せます。トラペも第3楽章ソロが決まってたし、特に言うことなしです。勢いが一番大事。
第2楽章のクラリネット・ソロが超うまかった。ってプロオケだから当たり前ですが、特筆すべき透き通るようないい音色。
第3楽章スケルツォは可能な限り速くした感じ。この曲はやっぱこのくらいのテンポじゃないとね。
そして、第5楽章のクライマックス(再現部に入ったとこ)のテンポ設定がすばらしい。これは今まで聴いた中では一番いいと思うよ。遅すぎず早すぎず、解放の喜び的なのが見事に出てた。なんか聴いててうれしくなっちゃったわい。
正直ベートーヴェンのより、ドヴォルザークのより、マーラーのよりブルックナーのより好きな第九です。言い過ぎです。そこまでしてみんなを敵に回したいかお前は。


「ただいまより、20分間の休憩を・・・」
休憩時間が曲の長さと同じくらいなんですけど。


そして死者の歌、おっとごめん、第14番。井上さんに怒られます。
30人もいない弦打楽器とソプラノバスによる意味不明ワールド。いや、意味不明なのはちゃんと聴いてない人。耳を傾ければ、その音楽は心の奥深くに染み込み内省を促す。こちらも傑作なのです。
なんだかいたるところにDSCH音型が入ってるね。第1楽章で2回確認、その他何回か聴きとれました。全部移調形だけど順番通りです。みなさんも探してみてください。
もうなんだか曲に引き込まれてしまいました。「しにがみのスケルツォ。」な第2楽章、そのままオペラな第3楽章、チェロが美しい第4楽章、以下略。すべてが時にグロくて、時に美しい。ただならぬ気配を感じるぜ。本当にありがとうございました。


ちょっと文章変だけどまあいいや。
カンパは今のところ23万円くらい集まったそうです。よかったね。

井上さんとタコまみれ④

ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト2007
④ 交響曲10・13番 11/11 15:00~


俺は・・・ダメだ・・・
どうしようもないダメ人間だ・・・・・・


塾のテスト受けて、漫喫で漫画読んでて、会場に行ったら1分の差で第1楽章に間に合わなかったのです。
ご飯を食べるのが早ければ・・・
火の鳥なんて読んでなければ・・・
あの信号がすぐ青になってれば・・・!
第1主題のクラリネットの音が、ドアの向こうから空しく心に響いたのでした。


10番は私の特別好きな曲のひとつだったはずです。それに間に合わなかった、というのの意味するところは、私の作品に対する愛が足りないということ。
曲1つ愛せないなんて、生きる資格が俺にはないんだ・・・
・・・でも、演奏会はまだ半分残ってるので生きます。
寝床で10番の第1楽章を無限ループして罪滅ぼししたるわい。


で、演奏ですけど、今日でサンクトペテルブルグのオケとはさようならですな。すばらしい演奏をありがとう。
13番、バビ・ヤール。くだけているわかりやすい字幕がついて、歌詞の意味がわかって13倍楽しめました。いちいち曲の雰囲気が合っているからすごい。第2楽章のユーモア賢者の踊り、第3楽章の寒い感満載の音楽など。第4楽章冒頭のチューバソロも大好きだ。第5楽章「出世」の詩は、ショスタコーヴィチ自身の生き方をそのまま表現したようなものだと思う。
ただ、第1楽章で、アンネ・フランクをバスが歌うのはちょっと笑えるけど。


強いメッセージ性を含むショスタコの最高傑作、と改めて認識しました。
もっとふだん演奏されてもいいはずなのになあ。
「もっと評価されるべき」タグに入れてください。

井上さんとタコまみれ③

ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト2007
③ 交響曲1・7番 11/10 17:00~


直前まで学校で声楽科目選択者による第九演奏会を聴いてから行きました。なんというヘヴィスケジュール。しかし私は元気溌剌どっこいしょなので大丈夫です


1番は先日言った千葉県少年少女オケの演奏。10歳から20歳までだそうです。こいつらがなんか超上手い。うちの管弦と平均年齢同じくらいとは思えないよ。勢いや気迫には欠けるものの、正確さにおいてはサンクトペテルブルグのオケをも上回る勢いじゃ。負けました。


で、レニングラード。2階席の最前列ど真ん中が空いてたので移動した。日比谷公会堂の音響も思ったより悪くないです、てゆうか良いです。
これはすごい。俺は戦場を見てきた!日本は国会議事堂ごと包囲されたんだ!
自分でブラボーとか叫んだの初めてだ。
さすがは初演したオケ、並々ならぬ気迫を感じます。はじめのもっさりした主題から気持ちがこもってるんですよ。第一楽章中間部のクライマックスとか鳥肌もの。別働隊も加わり超大音量、好きな人にはたまりません。つまり嫌いな人にも別の意味でたまりません。60分間飽きずに聴ける曲なんてそうそうないですよ。


総じて今日の演奏会は値段の10倍くらいの価値がありました。やったね!
明日も楽しみ。10番と13番ですね。
なんというヘヴィプログラム。しかし私は元気溌剌どっこいしょなので大丈夫です

井上さんとタコまみれ②

カンパその2

ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト2007
② 交響曲5・6番 11/4 15:00~


さすがにもう道には迷いませんよ、と、もやしもんを読みながら軽々しく電車を乗り継ぎして到着。
しまった、飲み物を買うのを忘れてた。
仕方なく公会堂内の売店で買う。
なんで500mlペットが200円すんだよ!ふざけんな!


そして始まる。今日は曲目が曲目だし、昨日より人が多いようです。咳も多いし。
第5番、熱演。とくに打楽器が熱演。とくにティンパニが熱演。最後の連打は両方の撥で叩いてました。いつも思うけどこの曲のピアノってなんか報われないよね。目立たないし。
間の休憩に売店でお菓子を買う。
なんでポテロングが200円すんだよ!ふざけんな!


第6番も言うことなしです。この曲、第1楽章が馬鹿でかくてバランス悪いとか言われてますが、そんなことはないと思うぞ。序破急と考えてみればいい。むしろこれがアレグロ楽章から始まったらなんかダメでしょう。この第1楽章が始めにきてこその曲。演奏も素晴らしい。


そういや次の7番ではついでに少年少女オケが1番を演奏するらしい。この9歳から20歳までで構成されたオケ、なんかすごくうまいらしいですよ(井上さん談)。ハルサイとかも演奏するって。びっくりだ。楽しみにしておきます。

井上さんとタコまみれ①

カンパ箱

ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト2007
① 交響曲1・2・3番 11/3 17:00~


『日比谷公会堂には、携帯を遮断する装置がございません。
 プルルルルル プルルルルル は、オフにしてくださいますよう・・・』


うひゃひゃひゃひゃ。
いよいよ始まりました。
うひゃひゃひゃひゃひゃ。
うーひゃっひゃっひゃひゃひゃ!


電車代節約のため、西日暮里まで京成&山手で行って千代田線乗り換え。霞ヶ関駅で降りて、なんか適当に自衛隊撤退デモ行進についていってたら道に迷って、お巡りさんに聞いたらすぐそこの建物だった。
で、日比谷公会堂と聞いて、分かることは日比谷にあるってことくらい。なんかショスタコの交響曲日本初演もいっぱいやったんですってね。時代を感じさせる建物です。
1階席でした。2階席がいいと聞くので今度は2階に行ってきます。トークの中で井上さんが「是非両方体験してください。勝手に席移動していいですよ」とか言ってたし。そういえばトークの相手に亀山郁夫さん(カラマーゾフの兄弟の新訳した人)が呼ばれてた。こないだアマゾンでGTworksと一緒に買って、まさに行きの電車で読んでたんですよ。
なんか席が狭い。電車の中みたい。あと2階席がモロに頭上にあって威圧感がある。でも、雰囲気が好きです。なんかね。


演奏は、申し分ありません。ちょっと荒っぽい感はあった、てゆうかTrbが音でかくてTrpがかき消されてたのはどうかと思ったけど、なんだかんだで素晴らしい。
1番の時点で舞台ギチギチじゃん、合唱どう入れる気だ、と思ってたら、管楽器全員横にどけられて無理やり合唱も押し込めてました。なんとかなるもんですね。
2番も3番も、テーマで作品を判断しちゃいけないですよ。どんなテーマだろうと、書いてるのはショスタコ本人で、まぎれもない彼の音楽そのものなんですから。純粋に音楽を楽しむべきです。あとづけって実際に証明されたようですし。あの辺の作品を聴いてると、後の作品の断片みたいなのがいくつもでてきます。一つとして同じ主題がない多様な曲だから。そういう意味で、無視してはいけませんぜ。
サイレンGJ。ぐるぐるまわしてました。


素晴らしい夕方を過ごして、帰り道、適当に人についていったら、道に迷った。


ちなみに写真はカンパ箱。赤字でも頑張れ井上さん。