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ゆめにっき
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読んだ本(7月から)

完訳 グリム童話集〈1〉 (岩波文庫)
あなたの心が壊れるとき (扶桑社文庫)
完訳 グリム童話集〈2〉 (岩波文庫)
変身 他一篇 (岩波文庫) - 『断食芸人』が未読だったので読んだ。
審判 (岩波文庫)
ハリー・ポッターと死の秘宝 (静山社) - 十九年後をもっと書いて欲しかった
脳内汚染 (文春文庫) - STGは犯罪の原因になります。今すぐやめましょう。
そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫)
海辺のカフカ (上) (新潮文庫)
海辺のカフカ (下) (新潮文庫) - ナカタさんがおもしろい
ジーキル博士とハイド氏 (新潮文庫)
海と毒薬 (新潮文庫) - ヒトの肝臓ってレバーとは違うのかな


やたらと漫画を買ってしまったので列挙。ジュンフ堂。

デイドリームネイション 1 (1) (MFコミックス アライブシリーズ)
世にも奇妙な漫☆画太郎 4 (4) (ヤングジャンプコミックス)
さよなら絶望先生 第14集 (14) (少年マガジンコミックス)

ロリコンフェニックス3 (角川コミックス ドラゴンJr. 103-3)
 - 掲載されてたB.L.編も立ち読みしたけど変わりばえしなさそう。
世にも奇妙な漫☆画太郎 3 (3) (ヤングジャンプコミックス)
 - 『反抗期』は傑作
日常 (3) (角川コミックス・エース 181-3)
 - 「焼きそばだよ!」
絶体絶命でんぢゃらすじーさん 14 (14) (コロコロドラゴンコミックス)
 - もう200回もやってんだ。元気そうでなによりです。終わる気配がしない。

ミスミソウ 1 (1) (ぶんか社コミックス ホラーMシリーズ)ミスミソウ 1 (1) (ぶんか社コミックス ホラーMシリーズ)
(2008/03/17)
押切 蓮介

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ミスミソウ 2 (2) (ぶんか社コミックス ホラーMシリーズ)ミスミソウ 2 (2) (ぶんか社コミックス ホラーMシリーズ)
(2008/08/18)
押切 蓮介

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 - 田舎に転校した少女が凄絶なイジメにあったり家を燃やされたりするというそれなりにありそうな話ですが、絵の描きかたや話の進めかたのセンスで不快感をあおりつつも先を読みたくなる作品。冒頭から先生が吐くってどうなんだ。

えの素 上 完全版 (1) (モーニングKCDX)えの素 上 完全版 (1) (モーニングKCDX)
(2008/06/23)
榎本 俊二

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 - 完全版あったよ!やった!カネ用意して中下巻も買う。

サナギさん 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス)サナギさん 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス)
(2005/07/08)
施川 ユウキ

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 - ほのぼの四コマ(たぶんサザエさんとは関係ない)。着眼点と比喩力がすごい。知性ただようセンス。僕に足りなかったのはこれだ!と思った。ただし画力は低い。でももう絵とかどうでもいいくらいのセンス。僕もがんばろうと思った。
 これも5巻まで買うしかない。さんざいだ。

監視についての考察

 ある方からこんな意見をいただいた。


 『見張り役がいるのだから、見張られ役もいたっていいと思う。これを拡大すると、プールの監視員のバイトがあるのだから、監視され員のバイトがあってもいいと思った。監視され員のための講習とか開けば安全面も問題ない。』


 興味深い話題である。人に対して働きかける役には必ず「する側」と「される側」が必要だ。いじり役といじられ役、罵倒する役と罵倒される役、やられ役がいるならやる役が必ず居る(ただし、時にそれは不特定ないし多数の人物となりうるが)。人に対して働きかける場合、どちらか片方が抜け落ちていたら話にならないのである。よって、見張り役には見張られ役、プールの監視員には監視され員がどうしても必要なのだ。
 さて、監視され員ができた場合のことを考えてみよう。ここで言う「監視され員」とは、監視員に監視される役の人物である。このとき、ある重大な問題が発生する。それは、監視員と監視され員によって、お互いの仕事が完結してしまうということだ。監視員はプールサイドに突っ立っている監視され員を監視していれば良いので、本来監視するべきプールに入っている人々が監視されず、飛び込みし放題かつプールサイド走り放題となってしまう。これは由々しき問題である。
 しかしこれを解決するためにも方法はある。「監視され員の講習を受けなければプールに入れない」という決まりをつくればよいのだ。プールに入る人はみな監視され員の資格を持っているので、皆手抜かりなく監視員に監視されることになり、本来の機能を果たす。これで全ての辻褄が合う。
 そうすると、最終的には「プロ水泳選手」=「プロ監視され員」ということになることもお分かりいただけるだろう。監視されることにかけては一流の選手たちが世界中からオリンピックに集まり、監視される美しさを競う熾烈な戦いを繰り広げるのはぜひとも観てみたいものだ。「町を歩けば防犯カメラに映らないことはない」といわれているイギリスなどの列強国、スパルタ式監視訓練で近年台頭してきた中国や韓国などの新たなるライバル国に、幼少時から親に監視の英才教育を受け続けてきた日本の選手たちは勝利できるのか。水泳は、監視社会と呼ばれる現代にふさわしい新時代のスポーツとなるであろう。

日射病賛歌

 暑さで頭がぼうっとしている。
 真夏の昼だ。太陽光の容赦なく差し込む部屋で机に向かって、ただ座って前を見ている。時計は夜の7時6分で秒針が止まっていた。
 何も考えられない。何故だろうと考えてみた。暑いのだ。部屋にはクーラーがあったが、今それを点けてはいけないような気がする。虫の知らせだ。外で蝉がやかましく鳴いているのだ。
 扇風機もあった。羽根が4枚。今これを廻したら、この羽根に蝉が何万匹と巻き込まれて息絶えてしまうに違いない。
 全身が汗になった。服の存在が不快だ。椅子を蹴飛ばして立ち上がった。目を瞑ると瞼の裏に扇風機の廻る映像。とどまることなく回転するのだ。それなのに時計は怠けている。太陽も止まって動かない。その輪郭をぎらつかせて何がしたいというのだ。目的をもたないものと闘う目的を求めた。
 服を脱いで太陽へ向けて力の限り投げた。扇風機のコンセントを引きちぎってまた投げた。太陽に届かないはずはないのだ。しかし蝉は鳴き止まなかった。頭の中には扇風機の廻る音と入れ替わりに、途切れることのない蝉の鳴き声で満たされた。頭をかかえて太陽にひれ伏しその足に接吻した。やけどした。

美を理解しない人の美術館紀行

東京都美術館 フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち
東京国立博物館 対決 巨匠達の日本美術
国立西洋美術館 コロー 光と追憶の変奏曲
を、いっぺんに観てきました。


フェルメール展。光の天才画家というだけあって光の描き方がすばらしいのは分かるのですが、意図的に歪ませた透視図法とか、人物の細部をみると、妙な違和感を感じる。たとえば「小路」の建物はハリボテみたいに見えるし、全体として妙に不自然な風景画にみえる。同じ歪んだ透視図法のある作品でも、この間来日してた「牛乳を持つ女」とかではその効果で画面の均整さがとれているような印象があったのですが、この絵の場合は単に歪ませただけで、それが良い効果になってないような気がするのは、僕の感性が変だからなのでしょうか。
ワイングラスを持つ娘」の左手なんか、異常に太いししかもベタ塗りに近く、どうみても不自然。その他のフェルメールの作品も、何か腕の長さの比率とか太さがヘンにみえる。素人が名画にケチつけてんじゃねえ!なので、とりあえず、当時の娘の腕はこんなんだったのかと思っておくことにしました。
それはともかくとして、そんな素人がみても、やっぱり光の使い方が絶妙な効果を与えまくりんぐなのはわかります。
リュートを調弦する女」がなんだか暗いけど明るくてお気に入り。


巨匠対決のやつ。かなり充実した展示でした。混んでいる上、観に来ている人の平均年齢が大分高い。どちらも北斎展の時ほどではないけれど。
蕭白の「群仙図屏風」の迫力がすごかった。色づかいが鮮やかというか気持ち悪さ、グロテスクさを引き立たせています。「寒山拾得図屏風」もおもしろい絵でした。「唐獅子図屏風」の竜がなんだか困ったような顔をしてるようにみえる。「鼻毛が鼻に刺さったぁぁぁ!」
茶碗の魅力は若造にはよくわからんのでいつか理解できる日を心待ちに保留。
芦雪の描いた虎は何だかかわいい。
雪舟の「慧可断臂図」とか、教科書にものってる有名なのもみてきました。
どれも面白かったのだけど、宗達と光琳の「風神雷神図屏風」が期間外でみられなかったのが残念です。8月11日から17日(最終日)までとのこと。


昼食のあとコロー展。きれいな風景画や人物画。さっきのような違和感も感じずに、美しい森の絵を目の栄養にして帰ってきました。


ところで、実は来週からしばらく《隣接する県がもっとも多い県》に行ってくるので、リアルで目の栄養が補給できたりします。ただし森というか林。松とか白樺ばっかりだ。
しかしどんなに目と耳の栄養を補給しても、自分がつくるものは目と耳の毒になるものばかりなのであった。めでたしめでたし
「いや、それは違う。お前のつくるものは毒にも薬にもならない」
めでたくなかった。


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